障害(トラブル)について

障害(トラブル)について

障害(トラブル)について

こんにちは。
技術部のYです。

本日はシステムやネットワーク障害について少しお話致します。

先日D社にて全国規模のネットワーク障害が発生した事はご存じでしょうか。
その影響を受けたユーザは少なくとも約200万人とも発表されており、
もしかすると、皆様の中にもその影響を受けた方も少なからずおられるかと思います。

今回の原因は、ネットワーク工事の切り戻しに伴う信号量増大によるネットワーク輻輳(混雑のこと)が原因のようですが、
経緯をお話すると、タクシーの電子決済や自動販売機などに使う通信サービスのサーバー切り替え工事において、想定外のシステム動作により当初の計画よりも長引いたために、切り戻し(元の状態に戻す)作業を行ったところ、機器から想定外に大量の信号が放出され、通信網に負荷がかかり障害が発生。
その後、アクセスが過度に集中してしまった為、D社が利用者に通信制限をかけたのちトラブルを解消したが、制限緩和後に利用者の通信料が通常の3倍程となり、再度繋がりにくい状況が続いたというものです。

普段何気なく利用している回線が繋がらないとなると、生活や仕事にも大きな支障が起きてしまいます。
インターネットや電話が出来て当たり前と思っている事は、実は当たり前ではありません。

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上記とは違う作業ですが、実際に私もネットワーク障害やシステム障害の切り戻し作業の現場、その他トラブルの現場に何度か立ち会った事があります。
お客様の重要なシステムが止まった、ビルが停電した、インターネットが出来なくなった等トラブルの内容はさまざまですが、エンジニアは1分1秒でも早く復旧できるように、随時お客様へ状況報告を行いながら、原因究明、トラブル対処に向けて作業を行います。

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たとえ復旧したとしても、遅れていた処理の状況確認、詳細な原因調査、事後報告等の後処理を行い、お客様へ再発防止に向けた改善策を提案、計画した上で、改めて作業を行う必要があり、一度トラブルが起きてしまうと各所に迷惑をかけるだけでなく、色々な機会損失にも繋がります。

このように、トラブルは起きてほしくなくてもどこかの現場で日々起きています。

皆様の職場でも、古い機器を長年稼働させていたり、機器の保証や保守が切れてしまっているウィルス対策がまだ出来ていないという事はありませんでしょうか。

機器の入替や導入、保守加入には多大な費用がかかる場合もありますが、日々の業務を平常稼働させる為には、そういったところにコストをかける事もお客様自身でできる対策であり、最終的にはお客様や企業間での信用・信頼にも繋がる部分かと思います。

弊社ではヘルプデスクや、ウィルス対策など各種提供できるサービスがいくつかございます。
気になる方は、ホームページより問合せしていただけますとご相談をお伺いさせていただきますので、お気軽にお問合せ下さいませ。

ご拝読いただきありがとうございました。