ランサムウェア対策③:不審なメールの添付やリンクを開かない方法

ランサムウェア対策③:不審なメールの添付やリンクを開かない方法

ランサムウェア対策③:不審なメールの添付やリンクを開かない方法

ランサムウェアの感染ルートの一つとして、フィッシングメールが挙げられます。このメールは、正規のもののように装いつつ、実際には感染リンクや悪意ある添付ファイルが含まれています。では、具体的にどのようにして不審なメールを見分け、安全を確保するのか。以下の方法で対策を強化しましょう。

  1. 送信者のアドレスを確認する
    • 信用できる組織や個人からのメールであっても、送信者のアドレスをよく確認する。
    • 知らない送信者や微妙にスペルが違うアドレスからのメールは要注意。
  2. 不審な表現や緊急性をうたう文面に警戒する
    • 「緊急」「直ちに確認」「パスワード変更の要請」など、緊急性や不安を煽るような文面が含まれている場合、そのメールを疑う。
  3. リンク先のURLをホバーして確認する
    • メール内のリンクの上にマウスカーソルを置くと、リンク先のURLが表示される。これを利用して、リンク先が信頼できる正規のURLであるか確認する。
  4. 添付ファイルを無闇に開かない
    • 知らない送信者や予期していないメールに添付されているファイルは開かない。特に、.exe、.bat、.scrなどの実行ファイル形式には注意。
  5. セキュリティソフトを利用する
    • 最新のセキュリティソフトを導入して、リアルタイムでのスキャンを行う。これにより、悪意ある添付ファイルやリンクを開いてしまった際のリスクを低減できる。
  6. 疑問に思ったら、確認を
    • もしメール内容に疑問や不安を感じた場合、直接その組織や人物に電話や別の連絡方法で確認をとる。メールの返信を避け、直接的なコンタクトをとることで真偽を確認する。

まとめ

ランサムウェア対策として、不審なメールへのアプローチは非常に重要です。一度感染してしまうと、その後の対処が困難となるため、予防が大切。日々のメールチェックの際には、上記のポイントを頭に置き、安全な通信環境を保ちましょう。