こんにちは✨
ソフィー株式会社 技術部の辻本です！
皆さんは
“いつも行っている作業をPCが勝手にしてくれたら良いのになあ。”
と感じたことはありませんか？
それを叶えてくれるのがプログラムなのですが、
プログラムの開発に苦手意識ってある方もおられると思います。
実際私もそうでした。
ですが、最近は初心者でも簡単に作成できるツールが増えてきているので、
是非皆さんにもプログラムを作成できるようになってほしいです。
今回は、簡単に自動化ツールが作成できるMicrosoft社のRPAサービス
PowerAutomateについてご紹介致します。
目次
- PowerAutomateの特徴（簡単に）
- 私のツール作成事例
- 最後に
＊PowerAutomateの特徴（簡単に）
◎特徴
項目を選択してフローを組み立てるだけで、業務プロセスの自動化ができる。
◎メリット
ツールを作ったことがない人でも簡単にツールを作成できる。
◎デメリット
作成するにあたっての自由度が低い。
＊私の作成事例
◎作成したもの
保守一覧表の各データの保守期間終了日が30日前の場合、
自動的に各担当者にTeamsのチャットでお知らせする機能を作成しました。
私の作成したPowerAutomateの機能がどのような処理をしているのか、
アナログ作業に例えて説明致します。
※＜＞内は実際のツールの処理を記載します。
◎下準備
対象のデータが記載されている資料を用意しておく。
＜通知させたいデータをExcel Onlineに反映させ、テーブル化しておく。
（このとき、項目名を見出しにする）＞
◎PowerAutomateの設定
①いつどのくらいの頻度で処理を行うか、計画を立てる。
（頻度：毎日 時間：9：30）
※今回は、次の②～⑤の処理を、毎日9：30に行うという計画を立てます。
＜Recurrenceの設定をする。（フローを行う頻度、時間を設定する。）＞
②下準備で用意した資料を出す。
＜Excel Onlineのテーブル化した行を一覧表示させる。＞
③条件に該当するデータを探す。
＜条件の設定をする。＞
今回は、保守期間の終了日が本日から30日後であるかどうかを調査する。
＜保守期間の終了日＝本日から30日後であるかどうかを判別する。＞
④
③が一致している場合
一致したデータの担当者に保守期間の終了が近づいていることを報告する。
＜担当者のTeamsの個別チャットに通知を送信。＞
③が一致していない場合
次の行を見る。
＜次の行を調査する。＞
⑤③～④の行動を資料の最終行まで全て行う。
＜③～④の処理をデータの最終行まで一行ずつ繰り返す。＞
これで終了です！
＊最後に
プログラムの作成というものは大まかに言えば、このように、
人間が行う作業を1つずつ順番にシステムに教えてあげるだけなのです。
フローを書き出すだけで処理の流れが見えてくるので、
意外と単純だったんだ！と思いませんか？
また、この処理の②～⑤を手作業で行うと、非常に時間がかかり大変ですが、
このようにPowerAutomateを活用することで1日の作業が減り、
空いた時間を他の作業に費やすことができますね?
1つ作ってしまえば、作業効率アップが簡単にできるので、
是非チャレンジしてみてください✨
以上、閲覧頂きありがとうございました！
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