結束バンド、締めた後ちゃんと処理してますか?
ケーブル結線でつかう、ケーブルタイとか結束バンドとかのバンドですが、余った部分をカットするとき、根元でしっかり切ってください。
時々、だいぶ余らせて切ってるのを見かけますが、あれはやはりNGのようです。
パンドイット社の説明では余った部分を多く残すのを「ハイカット」
余った部分を残さず根元できるのを「フラッシュカット」と説明されています。
ハイカット(NGなやりかた)
中途半端に余分を残して、しかも斜めになると鋭利な切断面になり、ケガや他のケーブルや機器を傷つける危険性があります。なにより雑に見えるのが良くないです。
ハイカットには特にメリットがありません。

フラッシュカット(OKなやりかた)
余分を残さず、根元でカットすること。

ギリギリでカットするとロック爪が崩壊すると考える方がいるようですが、基本的にそういったリスクはないようです。
結束バンドが外れる原因のほとんどは、ロック爪の破断が原因なので、余分の有る無しは関係ないです。
根元でカットすることで外観上は心配になるかもしれませんが、結束バンドを締めたあとは余分を残さずにカットするようにしましょう。
また、カットするときのニッパーですが、刃先のタイプでどうしても余分が出てしまう場合があります。
刃先が平面に処理されているニッパーを選ぶようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
ちょっとしたことですが、作業の一つとして気にしたいですね。